ウエルベールへの道 その3
暑くなってきていよいよ夏本番という感じですが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
ムシシターです。
前回からの続き。
監督とシリーズ構成の方が決まり、プロデューサーとしてはホッと一安心
というところだったのですが、そこはオリジナル作品。
正直0から作り出していかなくてはいけなかったので、
浜名監督と前川さんのご苦労は並々ならぬものがあったかと思います。
企画の原石としてあったのが、「身分の違う女性二人のロードムービーもの」ということと
「身分を越えた2人の女性の友情を描く」ということしかほとんどなかったわけですので。
基本的に最初お話していたところでは、1話完結もので構成しつつも、
流れとして大きな事件やテーマに向かっていくというストーリー構成で考えるということ。
そして、ビジネス的な観点から高○プロデューサーの方から、
「全26話のうち、13話で区切っても見られるような構成で考えて欲しい」
との話もございました。
理由としてはもちろん、第一部、二部で間をあけてビジネスを構成するためです。
それらを受けて、前川さんから出てきたアイデアとしましては、
「前半13話はタイムサスペンス的な要素を取り入れた構成でリタを中心に描く」
「後半13話はティナを中心に描き、物語の核心に迫る」
というものでした。こうして物語が徐々に形作られていったのです。
次回につづく・・・。