緑山高校 甲子園編

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神谷 明さん(声優)

 

「やめられない、とまらない、カルビーのかっぱえびせん」というCMが一世を風靡したことがある。
同じように、いったん見始めると最後まで一気に見ないと治まらない。言わばドラッグ的吸引力をもったオリジナルビデオアニメ−ションが「緑山高校甲子園編」だ。
また、このアニメの不思議なところは、一人で見るよりも沢山で見た方が楽しいという点だろう。
だから、ボクがこのアニメを見る時は、仲間沢山、つまみにビール付き徹夜ビデオ大会ということになる。
創立初年、全員が一年生の緑山高校野球部。その、チームワークとは程遠い、個性溢れる登場人物が巻き起こす奇想天外なストーリー。貴方も、一度触れてみませんか?

■プロフィール
神谷 明 声優 冴羽商事所属 

主な作品に「北斗の拳」(ケンシロウ役)、「キン肉マン」(キン肉スグル役)、「シティハンター」「AngelHeart」(冴羽撩役)、等があり、更に「バビル2世」「ゲッターロボ」「勇者ライディーン」等、多くの主役を演じている。
テレビドラマ「探偵レミントン・スティール」映画では「007:ゴールデンアイ」「007:トゥモロー・ネバー・ダイ」等でピアース・ブロスナンも担当。
最近作は10周年を数えた「名探偵コナン」(毛利小五郎役)がある。

 

鈴木信一(キャラクターデザイン・作画監督)

 

手は真っ黒で、右手が上らない日も良く有りました

当時、この作品をアニメ化すると聞いて「えっ!?あれをやるの?」と期待と不安をいだいて、原作を読み返したのを思い出します。基本的には、ギャグとナンセンスから成り立っているのですが、こと野球シーンに関して言えば、キャラクターの力感と重量感とスピード感が何のためらいも無く溢れ出している。
そんな画面を作り上げる為には、それなりの苦労も有り、まさに肉体労働の様な日々を過ごしていました。
アクションシーンでは必ず有るであろう、流線(タッチ)の感じを多くの人に伝えるのに苦労し、一日の仕事を終えると、もう手は真っ黒で、右手が上らない日も良く有りました。そんな時は監督の池田氏を良く恨んだものです。しかしその甲斐有って、結果的には迫力とスピード感のある画面には仕上がったと、喜びと安堵を感じていましたが………。
熱血「緑山高校甲子園編」のもう一つ大事なチャームポイントである、原作者の桑沢さん的、独特のナンセンスギャグを、どの様に演じて、どの様に表現したら良いのか?もうスタート当時は本当に悩みました。
「これは桑沢さんにしか描けないし、桑沢さんにしか分からないよう〜!」なんて言葉が出てしまう程でした。
しかしそんな悩みも、声優さんのボイステストビデオを見た瞬間に吹き飛んでしまいました。二階堂、花岡、犬島の三者の絡みが絶妙で、机に向かいながら一人で思い出し笑をしてしまう事も良く有りました。私的には犬島が大好きで、きっと「緑山高校甲子園編」の勢いは声優の皆さんに引っ張られて、此処まで来れたのではないかと、私は思っています。

 

なべやかん(芸人)

 

これだけ素直にエゴや下心を表現したスポ根があっただろうか?
苛々するくらいのバカ集団が、自分のためだけに甲子園の頂点を目指す。偶然、まぐれ、全ての運を使った時、奇跡が起きた。努力は才能がない奴がするものと言わんばかりだが、実際問題、努力は誰にでもできるんだよね。でも、結果は誰にでも出せるもんじゃない。
バカでも不真面目でも結果を出したもん勝ち。そんな豪快な作品に出会えたことを感謝せよ。

 

高橋良輔さん(アニメーション監督) 「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」「幕末機関説 いろはにほへと」他

 

いやいやいやなんのなんのこの作品には知恵と才気が横溢してあの二階堂のように躍動しております。
なんてったって話らしい話なんてないのに40分ものを10巻あれよあれよと見せ切る、いや、魅せきってしまうんですから。
今回改めて「緑山高校甲子園編」を見て考え深いものがありました。まずはアニメと言うものが持つ表現の力強さ伸びやかさです。とらわれない自由さといっても良いかもしれません。今自分達はこれを見失ってはいないかという思いです。ちょっとアニメを難しく考えすぎて、作り手自身が自分の手足を縛るだけでなく、見る側の想像力まで殺いでしまっていないかと言う怖れですか……。
ま、なにはともあれこの緑山はつまらないお説教は皆無だし、ちんたらした薀蓄もありません。
飲める人ならビール片手に、甘党なら花豆に渋茶なんか飲みながら、「バッカーー!!」とか言いながら楽しむのが良いんじゃないでしょうか。

■プロフィール
高橋良輔 たかはしりょうすけ
1943年1月11日 東京都出身
アニメーション監督

'64年、株式会社虫プロダクションに入社。制作進行を経て演出家に「W3(ワンダースリー)」「どろろ」「悟空の大冒険」「リボンの騎士」等を担当後退社、フリー演出家としてサンライズ創業初期に'73年に「ゼロテスター」を監督。
創業集団「有限会社スタジオあかばんてん」を主宰。「まんが日本昔ばなし」「まんが偉人物語」「まんが世界昔ばなし」等に参加する。主な監督作品に「サイボーグ009」「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」「機甲界ガリアン」「蒼き流星SPTレイズナー」「沈黙の艦隊」「ガサラギ」「モリゾーとキッコロ」「火の鳥」等がある。
最新作は「FLAG」「幕末機関説 いろはにほへと」。

 

有野晋哉さん(よゐこ)

 

野球アニメで、笑ったん初めてっス。主人公じゃない犬島が力強いアホでおもろかっ たっス。Σ(‾口‾)

 

諏訪道彦さん(読売テレビ東京制作部エグゼクティブ・プロデューサー) 「名探偵コナン」「犬夜叉」「結界師」他

 

『アニメだいすき!』というOVAだけを放映する番組をやっていました。この番組を支えてくれたのがこの名力作「緑山高校甲子園編」です。作品のスケールにふさわしい高視聴率を獲得し続けました。いやーホントに面白かったし、ありがたかった〜!
池田成監督は、我が読売テレビのあの「犬夜叉」の鮮烈な1年のお付き合いの根っこがこの「緑山高校甲子園編」にインクルードされています。
本当に変わらないエネルギーには今も感心しています。
またお付き合いさせてください。

■ プロフィール
諏訪道彦 すわみちひこ
1959年4月14日 愛知県出身

'83年読売テレビ入社 '85年東京支社編成部「11PM」火曜日演出担当を経て、'96年東京制作局へ異動。現在 東京制作部エグゼクティブ・プロデューサー。
主な企画・プロデュ−ス作品に「シティーハンター」「YAWARA!」「名探偵コナン」「ガンバリスト!駿」「犬夜叉」「ブラック・ジャック」等がある。
また「ロボタン」「ボスコアドベンチャー」「コボちゃん」「金田一少年の事件簿」のプロデュースも担当。これらの劇場作品のプロデュースも多く手掛けている。
TVドラマの企画では「悪女ーわるー」「お茶の間」等がある。

 

島本和彦さん(漫画家)「逆境ナイン」「新吼えろペン!」

 

「アニメ「巨人の星」で花形満が大リーグボール1号を打ったときのようなテンションで全部作られたようなアニメ!
原作漫画がこんなふうにアニメ化されるなんて、漫画家として、すごくうらやましいぞ!」

■ プロフィール
島本和彦 しまもとかずひこ
1961年4月26日生まれ 北海道出身

大阪芸術大学芸術学部映像計画学科(映像学科)在学中に「必殺の転校生」(週刊少年サンデー増刊号)でデビュー。
代表作に「炎の転校生」「逆境ナイン」、自身の漫画家生活を投影した「吼えろペン」等がある。現在、[月刊サンデーGX]誌に「新吼えろペン」を連載中の他、STVラジオで「島本和彦のマンガチックにいこう!」のパーソナリティも務めている。

 
三浦大輔投手

横浜ベイスターズ 三浦大輔投手

 

最高に面白い、笑えます!
がむしゃらに頑張っていた、
青春時代を思い出し、
野球を楽しむ力をまたもらえました。

>> 三浦大輔投手 オフィシャルHP

 

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