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2007年11月30日

脚本担当・谷村です。


第8話「ヤマウバ」についてですが、
この話は「もっけ」の中で、どうしても書いてみたかった一本です。

私にとっても、小学校の修学旅行は生涯忘れえぬ経験であること。
ヤマウバは人間の業に触れる存在であること。
この二点に、大きく惹かれるものがありました。

執筆するにあたり、実際に自分の足で箱根や大涌谷を歩いてみました。
黒たまごも食べましたよ!
一つ食べると何年か寿命が延びるとかで、ヤマウバはこの玉子で生き延びて
いるのかもしれないな、などと考えるのは楽しい経験でした。
小田原城にはゾウやサルがいたり(あいにくカットされてしまいましたが)、
私も童心に返って修学旅行の気分を思い出して来ました。
そういう思いが伝わっていると嬉しいです。

ちなみに、
最近はちょっと嫌な気分になった時は、「あ、ヤマウバが来た」
と思って振り払うようにしています。
いや、とにかく食われたくないもので。

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(C)熊倉隆敏・講談社/「もっけ」製作委員会