STORY

活性化した細胞を吸収し、神への進化を遂げたアークライト。
ついにニードレスのための世界が作られる——
アークライトの神々しい姿に見とれるアルカや
少女部隊だったが、アークライトは非情にも自分の
部下を「不要だ」と、処分にかかった。
アークライトに挑むブレイドたち。
しかし、ブレイドの力ではアークライトに適わない。
アークライトがブレイドにとどめを刺そうとしたとき、
突如アークライトの体に異変が起きる。

シメオン総帥となりブラックスポット支配をもくろむ左天。
能力を失ったブレイドではまるで歯が立たない。
少女部隊も参戦するが、左天の圧倒的な力の前に
なすすべがない。と、そのとき離瑠が現れる。
離瑠はサイコキネシスのほかにグラビトンの能力も操った。
「キサマ、離瑠ではないな」左天のセリフに彼女は
「私はかつて楼閣寺離瑠と呼ばれたもの——」と答える。
見る間に離瑠の体は変形し、アークライトの姿になった。
逆拒絶反応により、過去の映像を見たクルスたち。
能力を吸収したブレイドはアークライトへ攻撃をしかけるが、
技が発動しない。アークライトも同じく能力が使えない。
これもまた逆拒絶反応の影響だった。肉弾戦になれば
ブレイドの有利。勝敗が決するかと思われたそのとき、
突如左天が現れる。 包帯を取った彼の額には、
白毫が。左天はアークライトを殺し、正体を明かす。
左天の正体は、なんと神無月だった。
いったい彼の目的は……?
ザ・セカンドのクローンとして、
順調に訓練を受けるブレイドの元へ、
ある日ギドは一人の少女
「イヴ・ノイシュヴァンシュタイン」を紹介する。
天真爛漫なイヴに翻弄されつつも、
徐々に気持ちを許していくブレイド。しかしある日、
研究所へ突如現れた侵入者により平穏は崩された。
その正体は、失敗作として破棄されたもう一方の実験体
「アダム・アークライト」だった。
次々と研究者を殺すアークライトの前に、
ブレイドが立ち塞がる!
ギドの本名は六道銀。
過去に、ザ・セカンドのクローンを産みだす為の
「アダム・プロジェクト」の一環である、
「イヴ・プロジェクト」の一員として、研究に関わっていた。
しかし、大元の「アダム・プロジェクト」は、
ことごとく失敗し暗礁に乗り上げていた。
ラスト・チャンスとして用意された2体の検体のうち、
ギド、荻葉香澄と神無月鏡司の「イヴ・プロジェクト」チームも
1体を担当する事となる。
遂に姿を現したアークライト。
そしてブレイドとの戦いが始まる。
様々なフラグメントの応酬戦となる中、
アークライトは余裕の表情。
「貴様には本来備わっているはずの能力が欠けている」。
それは「真のゼロ」の能力、受けた攻撃を倍加して反撃する
能力だ、と。言葉通り、ブレイドの攻撃は全て倍返しされる。
ラチがあかないと、接近戦を狙うブレイドのボディを
アークライトの拳がつらぬく。
が、その瞬間、ブレイドがニヤリと笑みを浮かべた。
瀕死のクルスを助けるためには、イヴの再生能力で
治療を行うしかない。しかし、左天との戦いで手一杯のイヴ。
ブレイドも、アルカの能力に押され気味で
イヴの援護に回れない。焦るイヴ…、
と、左天がイヴの耳元で「次の接触と同時に右へ飛べ」
とささやく。そして自分を攻撃してクルスの治療をしろ、と。
まるでイヴ達を助けるかの様な左天の行動。
「いったいなぜ?」困惑するイヴに、
「お前に惚れちまったからさ」と左天は呟く。
昏睡状態のクルスは、
レジスタンスにいた頃を思い返していた。
少しでもアルカの力になりたいと想い、
レジスタンスに出入りした日々。
それは、きつい毎日でもクルスにとっては幸せなものだった。
そのうち、シメオン襲撃の日が決まり、傭兵がやとわれ、
雰囲気が張り詰めていく中、アルカはクルスに
「レジスタンスにくるな」と言い放つ。
しかし、姉の力になりたい一心のクルスは、
側にいる事を選び、そのまま運命の日を迎える…。
左天の能力の謎は解けた。
イヴとブレイドの攻撃で吹き飛ぶ左天。
しかし、四天王最後の一人・仮面の女が、
一行の前に立ちはだかり、圧倒的な力を見せつける。
どうにか、ソルヴァと照山のコンビネーションで一撃を
ヒットさせることに成功したが、ひび割れた仮面の下から
現れた素顔を見て絶句するクルス。
何と、謎の女の正体はクルスの姉、アルカ・シルトだった。
「何で姉さんが…」
戸惑うクルスに、アルカが躊躇無く襲いかかる!
遂に戦闘態勢へ入った左天は、その圧倒的な力を見せつける。
左天のフラグメント「第四波動」は、周囲を凍りつかせ、炎、
風を操り、さらにはブレイドの放ったリトル・ボーイを吸収する。
それならば、その能力覚えるまで! 
白毫を使い第四波動を覚えたはずのブレイドだったが、
覚えたはずの能力が発動しない。
「お前に俺の能力は使いこなせない!」不敵に笑う左天。
クルスは能力のからくりを必死で考え始める。
梔の扇の前に、霧に包まれたブレイド達。
何も見えず慌てるクルスの耳に、懐かしい声が届く。
「大丈夫、お前は私が守る」。驚くクルスの前に、
死んだはずの姉・アルカが現れる。
アルカに抱きつき、姉との再会を喜ぶクルス。
しかし、ふとブレイド達のことが頭をよぎる。
「確か、シメオンビルで戦闘中だったような…
神父様達はどこだろう? もしかして、目の前の姉さんは…?」
クルス脳裏にとある予感が走る。
胡桃を倒してもイブの洗脳が解けない。
照山達も倒れ、絶体絶命のピンチ。
絶望的になるクルスへディスクは「ひとつだけ方法がある」
と呟く。ブレイドの額の水晶は「白毫」と呼ばれ、
敵の額と接触させることで能力を吸い取れる。
つまり、ブレイドと胡桃の額を接触させ
「ブラック・アトラクション」を覚えさせるのよ、と。
無謀な作戦だが今はこれに賭けるしかない。
意を決したクルスだったが、その前に四天王の一人、
左天が立ち塞がる。
イブに体を貫かれ瀕死のブレイド。
助けるためには、胡桃を倒してイブの洗脳を解くしかない。
彼女の居場所を聞き出すために
少女部隊に戦いを挑む照山・セト・ソルヴァだが、
洗脳されたイブ相手に苦戦する。
しかし、クルスは戦闘を見ていて胡桃の隠れ場所に気づく。
照山・セト・ソルヴァの即席トリオは、クルスの話を聞き、
セツナを狙う——と見せかけて本棚を攻撃した。
壊れた本棚からは、クルスの予想通り胡桃の本体が現れた。
ブレイドのもとに駆け付けたセトとソルヴァ、そしてクルス達。
少女部隊を相手に激戦を繰り広げる。
照山に加え、セトの重力の能力、
ソルヴァの磁力の能力によって、
少女部隊を追い詰めることに成功。
セツナは負けを認め「イブを返す」と言う。
イブにかけつけるブレイド。
けれどクルスは違和感を感じる。
戦闘で不利になった場合、普通は人質を盾に逃げるのでは?
と、そのとき、イブの腕がドリルに変化しブレイドの体を貫いた。
セトとソルヴァと名乗る2人組みは、ブレイドの知り合いだった。
かつて、ブレイドがギルドの仕事で
セトと組んでいた頃に話はさかのぼる。
死神の聖剣という巨大な剣を持つ守銭奴のセト。
彼女とブレイドが引き受けた仕事は「プレデターから村を守る」
というものだった。
依頼主のソルヴァは、
お金はないけれどこの村にしかない宝物を譲る、と言う。
条件をのんだ2人だったが、挑んだ敵は炎と水、
ふたつの能力を操るニードレスだった。
巨大テスタメントをハッキングして
シメオンビル内部に潜入したクルスたちは、
ブレイドのいる第3シェルターを目指すが、
シメオンの追手に取り囲まれて しまう。
一方ブレイドも、美少女部隊3人を相手に苦戦をしいられ、
確実に追い込まれ ていく。
テスタメント達に囲まれ立ち往生のクルス達、
セツナにトドメをさされそうに なり絶体絶命のブレイド。
大ピンチに陥ったブレイド軍団の前に、2人の美少女が現れる。
アークライトVSブレイド。
様々な能力が入り乱れた戦いとなるが、
ブレイドの力は及ばない。
戦い半ばで引き上げていったアークライトを追い、
シメオンビ ルへと侵入したブレイドを美少女部隊の
3人が待ち受ける!
一方、ビルの外 では四天王の一人、楼閣寺離瑠が、
「サイコキネシス」の能力と、巨大テスタメントによる
力 で、群衆の監視を続けていた。
ブレイドを追いかけたいが、離瑠の監視の中、
なす術 のないクルス達は…。
セツナ・未央・梔は、同じく少女部隊メンバーの七海と美咲に、
ゴルディロックスでの失態写真を突きつけられ、
落成イベントの少女部隊代表を辞退するよう詰め寄られる。
争いになった両者へ、離瑠は、上納金徴収任務に成功した
チームを少女部隊代表にする、と言う。
任務に向かうセツナ達3人だったが…。
一方、イヴを救うべく、落成式を視察にきたブレイド達は、
落成イベントで、アークライトの目的と、
驚愕の能力を目の当たりにする…。
人質としたイヴに逃げられてしまった美少女部隊の3人。
イヴの後を追い、世界最高峰のセキュリティシステム
「ゴルディロックス」に守られた館へと入っていく。
侵入早々、システムに引っかかり、武器を放棄する3人。
その後も数々のセンサーやトラップから逃れるため、
次々と身につけているものを手放していく。
イヴが逃げ込んだと思われる最後の部屋へと、
なんとか到着した3人を、最凶のセキュリティシステムが
待ち受ける!!
ディスクはブレイドを「アダム・プロジェクト」
の失敗作だと言い放つ。
アダム・プロジェクトとは何なのか、ザ・セカンドとは、
そしてフラグメントとは…。
次々と真相を語り始めるディスク。
その最中、アイアンマウンテンに警報が鳴り響く。
シメオンの追手、少女部隊のセツナと梔が現れたのだ。
スピードの能力でイヴを襲うセツナ。
そして、香の能力でブレイドを翻弄する梔。
2人の行動の影で、3人めの少女部隊が暗躍し始める…。
アークライトとシメオン製薬、そしてニードレス狩り。
これらの因果関係を知るには、さらに多くの情報が必要
だと判断したブレイド一行は、照山の案内でブラックスポットの
情報屋ディスクにコンタクトを取りに向かう。
一方、現在のボディに限界を感じ始めたアークライトは、
次のボディの素材として、ブレイドの肉体に狙いを定める。
四天王の一人である離瑠の部下、
少女部隊を一行に差し向け捕獲作戦を実行する。
クルスは教会の家事を手伝いつつ、ブレイドたちと共に
暮らすことになった。と、掃除をしている最中に、
教会の懺悔室へ入る人影を目撃する。興味本位からその
会話の内容を盗み聞くイヴ、ギド、クルスの3人。
懺悔人の「アダムという名の男を殺しに来た」と言う
セリフを聞いたギドはシメオンの追手だと感づき、
とっさにイヴとクルスを避難させる。
「アダムは俺だ」と言い放ったブレイドに、
照山と名乗った謎の男は攻撃をしかける!!
デロドロンドリンクを探しに出かけたクルスとイヴは、
テスタメントと遭遇してしまう。
それをやり過ごすため、廃墟へ逃げ込む2人だが、
そこでは シメオン四天王の一人・ 右天が待ち構えていた。
ニードレスの能力は一人に一つが原則。
だが右天は浮遊、バリア、超高速攻撃、物質創造など
多くの能力を見せつけ、自らの能力を 「創世」と呼び、
神に最も近いニードレスだと言い放つ。
果たして、二人に勝機はあるのか!?
ブラックスポットの支配を目論むシメオンの総帥、
アークライトを亡き者にしようと大勢の解放軍が
待ち伏せをして総攻撃を仕掛けるが逆に全滅させられて
しまう。
解放軍たった1人の生き残りとなったクルスが、
逃げ延びた先の下水道を歩 いていると、追手である
テスタメントと遭遇してしまう。「神様…」思わず
つぶやいたクルスの前に、謎の神父アダム・ブレイドが、
突如現れた・・・。