2011.04.22
Let's Go RiderKick 2011その2
さてさて、昨日の続きですね
慣れない電卓系の仕事に手こずり、こんな時間になっちゃいました...。。。
緑の骨子が出来たところで、本格的なギターレコーディングをします。
現代的なロックにおいては、エレキギターというものが、そのサウンドメイキング
においてかなり重要なポジションを締める訳ですが、
ものすごーーーく 大きく分けると、その在り方は2種類かと思います。
(あくまでも個人的見解ですが...)
1、あまりトラック数を重ねず、ギターのフレーズをくっきり"魅せて"いくもの
2、奏法を変えたトラックを多数重ねて、全体的な迫力や重さを演出していくもの
仮面ライダーで言うと...
RIDER CHIPS、TETRA-FANG、Labor Day、WBX、大吉なんかは「1」よりです
Climax Jump、Double-Action、Anything Goes! なんかは「2」よりですね
GACKT関連は丁度その中間でしょうか。
で、このLet's Go RiderKick 2011は
完全に「2」です!!
メインリフの「テケテケテーテケテケテー...♪」の所は
オクターブ下と上の2音階を重ねたり
各ボーカルフレーズの終わりにはオブリガード的に幾つかの別フレーズが重なります。
随所に聞かれるギターの高音も、1音だけの為に重ねたりしています。
一時はやったエイ◯ックス系サウンドと言われるようなものは
このように作られる事が多いのですが、
今作は、モロにそれでギターサウンドが作られています。
もちろんAYANOくんが弾いているのですが、ここまでトラックを重ねた事は
初めてじゃないかと思うくらい重なっちゃってます。。。
こうする事で、ギターだけが曲の中で変に"浮く"ことが押さえられます。
やってる事は90年代のハードロック的なフレーズばかりなのですが
曲全体ではそのような感覚は受けなくなります。
ただ、ギターソロだけは別。
この曲(だけじゃないですが)、ギターソロになると 急に20世紀にタイムスリップします。
右手のタッピングが変則的に入るライトハンド奏法で、スリリングなスピード感を演出し
小節跨ぎの速弾きフレーズが、エモーショナルな流れを作り...
随所にちりばめられたピッキングハーモニクスが派手さを演出。。。
当時(80年代90年代)のお手本のようなギターソロが聴く事が出来ます。
なんか専門的な話になってきちゃいましたね(^^;)
このような細かい話はまた今度解説するとして。
まぁ、そんな感じでLet's Go RiderKick 2011の攻撃的なサウンドが作り上げられました。
あーあ、歌の話もしようと思いましたが、ギターで盛り上がり過ぎちゃったので
歌の話はまた明日にして良いですか???
もう5時ですし、、、、
あした朝から会議なもんで...
すんません。。。
では、オヤスミナサイ
こちらはCDのみのジャケット
うーん、ここまで来たか 仮面ライダー...。。。