収録内容

ACT.1、ACT.2 あらすじ

究極のドライビング・テクで、群馬エリア敵なしとなった藤原拓海は、高校卒業を機にレッドサンズの高橋涼介率いる県外遠征用スペシャルチーム<プロジェクトD>への参加を決めた。
<プロジェクトD>は、パソコンのネット上で関東全域から挑戦者を募り、ストリート限定で速さを追求、バトルに勝利し、各地でコースレコードをうちたてることを目的としている。
そんな<プロジェクトD>が、次に対戦するのは、命知らずのカミカゼ・ダウンヒラーで名を馳せる末次トオル率いる、栃木エリアのチーム・セブンスターリーフだ。
拓海のハチロクとダウンヒルバトルするのは、ハチロクに比べて一回りも小さいトオルのロードスター。小型軽量ゆえの軽快なフットワークが最大の武器だ。ロードスターでダウンヒルのテクニックを身に付けてきたトオル。それはどこか拓海とハチロクの関係にも似ていたが・・・。
そしてついに始まるダウンヒルバトル・・・!!
「このバトルの勝敗は、コースの終盤に現れる蓋のない側溝をどう攻略するかで決まる」と語る涼介。ハチロクの後追いスタートではじまったバトル。テール・ツゥ・ノーズでロードスターにぴったりとくいついていく。そしてバトルは側溝区間にまでもつれ込んでいき・・・。 このバトルで負ければ引退。走り屋人生の全てを注いで闘いを挑んでくるトオル。今、拓海とトオル、二人の男の熱いバトルが始まった・・・・。


 しげの秀一/講談社・ウェッジリンク・オービー企画


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