各話ストーリー

第1話 待令熟手(テリョンスクス)への道 ~隠し味がポイント“タラスープ”で天才料理人の誕生~
韓国屈指の宮廷料理店「雲岩亭」の料理人見習いのソンチャン。ある日、父親代わりの総料理長ソングンとその息子ボンジュに連れられ、魚を買い付けるため港へ向かう。そこでキズもののタラを格安で手に入れたソンチャンは、そのタラを使ってまかないのスープを作る。その味がソングンから認められ、ソンチャンは料理人に昇格する。が、幼馴染で副料理長のミヌはそんなソンチャンが気に入らず、大切な晩餐会の準備の直前、彼の包丁を隠してしまう。

第2話 料理人対決 ~後継者争い勃発! 対決テーマは“ニベの浮き袋”~
親族に限定せず、これから行う3度の対決で後継者を決めると宣言したソングン。ニベの浮き袋を使った料理を作るという最初の課題に、ソンチャンとボンジュ、ミヌが名乗りを上げる。ソンチャンは、ウニを入れた詰め物を考えるが、何かが足りないと悩む。さらに対決本番直前、彼はミヌとのいざこざで数少ない素材をダメにしてしまう。結局、ミヌの使い残しの素材をもらい、対決に挑むソンチャン。彼の頭に浮かんだのは「料理は想像力だ」というソングンの言葉だった。

第3話 チョングッチャン ~高級店が作る庶民の味“チョングッチャン”~
北朝鮮のキム代表が、来韓中に雲岩亭を訪れた。彼は韓国の家庭の味、チョングッチャン(韓国納豆味噌鍋)を注文するが、ソンチャンが作ったものに満足しない。ジャウン先生のアドバイスで、ソンチャンは素材本来が持つ“匂い”に注目し、再挑戦する。そんな中、“器に見合った料理”という2回目の課題が出された。身近にある材料を使い、お金をかけない料理を考えていたソンチャンは、ジャウン先生に対決用の器を突然割られ、器と料理の関係をもう一度考え直すことになる。

第4話 雲岩亭の真実 ~3回目の対決テーマは“ヤマドリ”、そして明かされる真実~
3回目の課題は、先代が得意としていたヤマドリ料理の味を再現すること。ある日、ボンジュは「勝敗がつかないときはソンチャンを後継者にする」とソングンが話しているのを耳にする。ソングンを問い詰め、ソンチャンが正当な後継者となる理由を初めて知ったボンジュ。一方ソンチャンは、課題の料理は父親が昔作ったものだと思い出し、サービス係のジンスと共に食材探しへ。その間に、ミヌはソンチャンの食材を捨ててしまおうとボンジュに持ちかける。

第5話 新しい一歩 ~料理コラムニストが来店、手強い男に母の味“キムチチゲ”~
ボンジュから出生の秘密を聞かされたソンチャンは、対決から降りるとソングンに言い切って家を出る。ソンチャンが真実を知ったことにショックを受けたソングンは、対決を保留にすると断言。そんな中、辛口で知られる料理コラムニスト、テッド・オーが来店することになり、ボンジュを中心にスタッフたちは準備に奮闘する。一方、秘書室長のジュヒは1カ月も音沙汰のないソンチャンを探しに駆け回っていた。

第6話 涙のカニビビンバ~“黄腸のズワイガニ”がつなぐ親子愛~
雲岩亭を出て1年、ソンチャンは行商の仕事をしていた。ある日、鍛冶屋に立ち寄った彼は、職人ギョンチョルが寝込んでいるのを発見。服役中の息子に黄腸のズワイガニを食べさせたいというギョンチョルの願いを聞き、魚市場へ向かう。そこには、食材探しに来ていたボンジュの姿もあった。ソンチャンは、記者となってボンジュについて来ていたジンスと偶然再会。なぜ店を出たのかと聞く彼女にソンチャンは、もう料理はやめたと冷たく言い放つのだった。

第7話 ソンチャン・ラーメン~“国産牛”買占めの野望に燃えるボンジュ~
偶然、ボンジュに出くわし、勝手に家を出て行商をしていることを責められたソンチャンは、「俺がいない方が兄貴はいいだろう」と捨てゼリフを吐く。そんなふたりの再会を知らないソングンは、世界進出に向けて牧場の買収を計画するボンジュに、「だからお前に店を任せたくなかった」と怒り、ソンチャンの不在をますます嘆くのだった。そんな中、ジンスは行方不明になっている伝説の牛の解体師を追うことになり、ソンチャンに助けを求める。

第8話 牛肉の味 ~“内モモ肉”にこだわる男、そして伝説の解体師の正体は?~
ソンチャンとジンスの親しげな姿を見かけ、そのまま立ち去ったジュヒ。後日、「ソンチャンに調理師服を渡して」とジンスに頼む。そんな中、ソンチャンは、焼肉屋で内モモ肉ばかり注文しているソ会長に、本当に内モモ肉の味がわかっているのか勝負しようと持ちかける。ほかの部位と内モモ肉との区別がつかないソ会長に見事勝利したソンチャンだが、ソ会長からさらに勝負を挑まれることに。一方、ジンスと同様に伝説の解体師を追っていたボンジュは、ある人物にたどり着く。

第9話 伝説の解体師 ジンスはようやく伝説の解体師カン・ピョンスにたどり着くも、彼にきっぱりと取材を拒まれてしまう。そして、解体師という職業のせいで娘ソヨンにつらい思いをさせ、その償いとして仕事を辞めたことを聞かされるのだった。だが、妊娠していたソヨンが倒れ、彼女が牛肉のある部位を食べたがっていると知ったカン・ピョンスは、ソンチャンたちの前で再び包丁を握ることになる。一方、テジン流通のソ会長はソンチャンが料理人と知り、牛肉納品競技会に向けて何としても彼を自分のところに引き入れようと狙っていた。

第10話 牛と少年 ソンチャンとジンスの親しげな姿を見かけ、そのまま立ち去ったジュヒ。後日、「ソンチャンに調理師服を渡して」とジンスに頼む。そんな中、ソンチャンは、焼肉屋で内モモ肉ばかり注文しているソ会長に、本当に内モモ肉の味がわかっているのか勝負しようと持ちかける。ほかの部位と内モモ肉との区別がつかないソ会長に見事勝利したソンチャンだが、ソ会長からさらに勝負を挑まれることに。一方、ジンスと同様に伝説の解体師を追っていたボンジュは、ある人物にたどり着く。

第11話 1回戦:食肉牛対決 各企業が探してきた食肉牛の等級分け審査が始まった。雲岩亭とテジン流通は互角の戦いを繰り広げていたが、最終段階で雲岩亭の肉に欠陥があることが発覚。テジン流通がトップの座に躍り出る。悔しがるボンジュは、店を敵に回すとどうなるか教えてやると、ソンチャンにますます挑発的な態度をとるようになる。敵対するふたりの姿に心を痛めていたジュヒはソンチャンを訪ね、ボンジュのためにも店に戻ってきてほしいと頼む。

第12話 2回戦:解体対決 かつてのライバルだったジョングの悪巧みで、解体技術対決の直前、手に怪我を負ってしまったカン・ピョンス。傷を隠して対決に挑むが、痛みのあまり手元を狂わせ、さらなる負傷を重ねてしまう。ソンチャンはピョンスを棄権させようとするが、彼は頑として作業を続行。その結果、スピードは最下位だったが、技術点を稼ぎ、テジン流通は3回戦に進むことになった。そんな中、ソンチャンの家に雲岩亭時代の弟子ソクトンが訪ねてくる。彼はジンスの前で、ソンチャンが家を出た本当の理由を話そうとするが……。